◆ご案内:「ホーム」「プロフィール」「企画展示」にはサブメニューがあります(タップすると表示されます)。どうぞ、ごゆっくりお楽しみください。
◆「管理者のブログ」更新情報: 現在、投稿記事は合計147本あります。
3/25、「横田海作品との出会い」を投稿しました。
2/23、「青山義雄とその時代」@茅ヶ崎市美術館、を投稿しました。
1/30、「高階秀爾を読む:『名画を見る眼 Ⅰ・Ⅱ』」を投稿しました。
◆当ウェブサイトは2018年7月14日にオープンし、7年目の後半に入りました。2019年は西村俊郎生誕110年、2020年は没後20年でした。
これからも鋭意更新を続けて参ります。ぜひご期待ください。
資料室
Archives
このページでは、西村俊郎の画業について年代別の資料を掲載しています。
人物画に専念していた頃の作品

第8回海洋美術展出品作品

第2回日展出品作品

第3回日展出品作品
※『日展史』、『第85回記念 光風会目録集』による。作品のサイズは確認できず。
※「椅子による女」、「椅子に寄る」については、当ウェブサイトの「管理者のブログ」を参照。
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風景画に転じて日本各地を写生旅行していた頃

永年に渡ってアトリエに籠って人物画に専念しているうちに体調を壊してしまった西村俊郎は50歳頃から心機一転風景画に転じ、リュックサックを背に日本全国を写生旅行しながら歩きまわるという生活を始めました。その範囲は北海道から九州までにおよび、中でも富士山や木曽をはじめとするいくつかの土地には何度も足を運びました。この写真は御嶽山を写生中に、たまたま出会った児童画報制作のためのカメラマンに請われてポーズをとったものだと、本人が語っていました。ちょうど60歳のときで、それまで10年間の写生旅行を通じて画家はすっかり健康を取り戻していました。この体験に自信を得たことが、その5年後からの海外での制作活動に繋がっていったものと思われます。

世界文化社発行の『原色科学ブック第7巻 やま と かわ』(1970年)10~11ページ (献本を受けました)
国内での展覧会案内状
散逸したものが多い中で、アトリエに残されていたものを集めてみました。




在仏時代 (1975~1989)
リュテス国際アカデミー、ル・サロン等に出品。1984年にはパリ市から「ヴェルメイユ章」を受章しました。毎年、秋冬の半年はパリを中心にして欧州での制作活動に専念しました。

仏リュテス国際アカデミー(1976年)金賞賞状

同アカデミーにて画家・甲斐隆氏(左)と (1986年)


パリ市の「文化勲章」=ヴェルメイユ章(1984年)の賞状とメダル


「西村俊郎ヴェルメイユ章受章」を伝える読売新聞(1984.9.21夕刊)

パリの西村俊郎
1989年2月に私(西村 正)がパリに叔父を訪ねたとき撮ったスナップ写真です。


散歩の途中で


ホテルの部屋で絵を仕上げる

散歩の途中で買い物のため肉屋に向かう