札幌で「彫刻家 田嶼碩朗 展覧会」

　北大クラーク像で知られる彫刻家・田嶼碩朗(ﾀｼﾞﾏ･ｾｷﾛｳ)の展覧会がまもなく札幌で開かれます。当ブログの記事「小樽から洞爺湖へ、そして東京へ」(2018.9.27)でご紹介したように、この作家は作品を通じて我が家ともご縁があり、今回ご遺族から案内状をいただきました。田嶼作品も戦争末期の金属供出の対象とされたため現存するものが少なく、本展は田嶼作品を実際に見ることができる貴重な機会です。札幌市やその近郊にお住まいの皆様にはぜひご覧になることをお薦めしたいと思います。

【会場地図】

　これは我が家にある田嶼作品です。西村俊郎の父（私の祖父）・西村甚助の胸像です。本人の死後、昭和14年に会社関係者から贈られたものですが、その経緯については上記のブログ記事に書かれています。ご覧いただければ幸いです。

　　　　　　　　　　　（2022.10.1）