横田海作品との出会い
- 西村 正
- 3月25日
- 読了時間: 2分

先月銀座の画廊であったG氏のコレクション展で思わず衝動買いをしてしまったのが、この作品である。オークション形式だったので落札まで数日を要したが、オークションに参加したのは初めての経験であった。この作品に惹かれた理由は二つある。一つは、叔父も描いたであろう場所が全く違った作品に仕上がっていることに興味を持ったこと。もう一つは、真っ白な額縁にマッチして見えたことに感銘を受けたからである。というのは、私はかつて西村俊郎にとって唯一のサムホール(SM)サイズの作品に合う額縁を探した時に白い縁を買って失敗したことにずっとこだわり続けていたからである。その作品については後に上野の額縁店に絵を持ちこんで相談の上、特注したのであった。

横田海(カイ)は1934(昭和9)年に東京で生まれ、3歳から21歳までを天草と熊本市で過ごした後、東京に戻った。1968年から新宿美術研究所で麻生三郎、山口長男らの指導を受け、1977年からはフォルム洋画研究所で学んだ。40代で現代画廊の洲之内徹に認められ、東京や九州をはじめ、各地で個展を開いた。画風は次第に具象から抽象に向かったようだが、今回私が入手した作品は横田海70歳の時の作品だが、私には具象的要素の強い作品に思われる。
なお、現在ネット検索で見る限りでは2020年(熊本市)までの展覧会情報を見ることができる。(2025.3.25)
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