置戸ぽっぽ絵画館を訪ねて
- 西村 正
- 2024年11月14日
- 読了時間: 2分
十月下旬、私は北海道の東部、置戸(おけと)町にある「置戸ぽっぽ絵画館」を訪ねた。現在では全国の多くの美術館が作家からの寄贈をなかなか受け入れてくれない中にあって、「寄贈美術館」というコンセプトで知られるこの美術館の存在は私の関心を大いに刺激した。館名の由来は、1989年に廃線になったJR池北線(池田~北見。のちに第三セクター「ふるさと銀河線」として存続するも2006年に廃止)の置戸駅駅舎(現「おけとコミュニティホールぽっぽ」)の二階を美術館として活用したことによる。立派な建物である。廃線になった線路も建物の傍に部分的に保存されている。周辺には置戸町立図書館や「オケクラフトセンター森林工芸館」などもあり、洗練された文化的雰囲気が漂う。

置戸ぽっぽ絵画館が入る旧・置戸駅駅舎

絵画収蔵庫として使われている旧・境野小学校


開催中の展覧会ポスターと絵画館内
私は、自分の叔父が画家であり作品の寄贈についても相談したいということをお話した上で、同館理事長の細川昭夫さんと、理事で置戸町議会議長の岩藤孝一さんにお会いして館内を案内していただいた。細川理事長には、さらに翌日も時間を取っていただいて収蔵庫まで見せていただいた。
置戸ぽっぽ絵画館設立の経緯等についてはネット上に次のような記事が公開されているので、興味のある方は、ぜひこの記事をご覧ください。
●「置戸ぽっぽ絵画館・開館5周年」の紹介記事 (2017.6.17) ⇒
この地図は、置戸町の小学生のために作られた教材の中にあったものを接写させていただいた。私がオホーツク海沿岸のこの地方を訪ねたのは、実はこれで四回目なのだが、道内の他の地方に寄らずに道東だけを訪ねたのは今回が初めてであった。幸い羽田~女満別は直行便があり、レンタカーを利用すれば空港から置戸町までは1時間程度で行くことができる。正直なところ当初は地の果てのような気がしたものだが、実際に来てみると意外に近いんだなという感想を得て親しみが増したことを報告したい。 (2024.11.14)


保存されている廃線レール。左奥が旧置戸駅の駅舎
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